MEDICAL DEVICE R&D

医療機器分野において、体成分分析技術を活用した製品の企画・開発に取り組んでいます。

製品紹介

PRODUCT
MEDICAL DEVICE
バイア・ユーアール
BIA-UR

体外受精における胚移植では、着床のしやすさを事前に把握する有効な手段が少なく、患者さまには経済的・身体的な負担が伴います。バイア・ユーアールは、大阪大学が行った基礎研究の知見をもとに、TSSヘルスケアが測定機器としての試作・開発を重ねている医療機器です。血中ホルモン値や超音波画像といった従来の指標を補完する新たな視点から、胚移植に適したタイミングの判断を支援し、不妊治療に伴う患者さまの負担軽減を目指しています。

BIA-URについて

ABOUT VIA-UR

課題

生殖補助医療(ART)の需要は世界的に拡大しており、世界のIVF市場規模は2025年時点で約320億ドル、年率8〜9%で成長を続け、2034年には680億ドル規模に達すると予測されています。米国だけでも年間43万件を超えるART治療周期が行われ、出生児の約2.6%を占めています。日本では2023年に561,664件の体外受精治療周期が実施され過去最高を記録し、出生児のおよそ8.5人に1人が生殖補助医療によるものとなっています。それでも治療周期あたりの生産率は約15%にとどまり、患者さまには依然として大きな経済的・身体的負担が伴っています。

出典:日本産科婦人科学会米国CDCPrecedence Research

技術的考察

着床のしやすさは、月経周期ごとに変化すると考えられています。バイア・ユーアールは、胚移植を行う周期に合わせて子宮腔内の状態を測定することで、その時点での着床のしやすさをリアルタイムに把握するアプローチを採用しています。

目指す価値

周期ごとの状態を把握できれば、着床が期待しにくい周期の胚移植を見送り、貴重な胚を温存した上で、より適した周期に移植することが可能になると考えられます。血中ホルモン値や超音波画像といった従来の指標を補完しながら、不妊治療に伴う患者さまの時間的・経済的・身体的負担の軽減を目指しています。

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